とんど

岡山県北部では毎年1月14日を「とんど」(どんど)といって、正月の注連縄、お飾りや古い神仏のお札、書初めなどの祝儀物を焼く行事がある。

とんどの火で餅を焼いて食べると、1年間病気をしないといわれているので、隣り組の祝儀ものを当方の駐車場に集めてとんど焼をすることにした。

午後1時から皆さんに集まってもらって、古材を50cmほど積み上げて、コピーの焼きそこねを下において次に、大豆を落とした後の乾燥した粕(かす)を,点火材として火をつけると、うずたかく積んだ注連飾り等の祝儀物が折からの風で勢いよく燃え上がり、1m以上にも燃え上がった。

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雪の後で地面が湿っていたので火災の心配はないが、念のためバケツに水を汲んでおいて万一の時に備えた。

なお餅を焼いて食べるのに小豆のぜんざいがよかろうと毎年当方でぜんざいを作って振舞っていたが、今年は家内の体調が振るわないので、皆様への振る舞いは遠慮させていただいて、家の分だけ缶詰の砂糖入り茹であずき(豊川市、トーアスKK製、430g、@¥179)を買ってきて、砂糖水で伸ばして、とんどで焼いた鏡餅を入れて3人で試食してみたが満更でもなかった。

とんどは兼好法師の徒然草にも現れるところから見ると平安時代から行われていたらしく、左義長ともいい、毬杖(ぎっちょう)三本を結ぶことから「三毬杖(さぎちょう)」と呼ばれた。

毬杖(ぎっちょう)とは木製の槌(つち)をつけた木製の杖を振るい、木製の毬(まり)を相手陣に打ち込む遊び、またはその杖のことで今で言うゲートボールのようなものか?、破損した毬杖を焼いて供養したことから始まったといわれている。

また「とんど」は漢字で書くと「歳徳(神)」で正月に下界に降りてこられた歳徳神様を天にお送りする行事とも言われている。近年焚き火等も原則禁止のようだが、宗教儀礼、畑の整理等には例外的に認められているようである。

織田信長も好んだといわれている。

左義長(とんど)の由来:
http://www5d.biglobe.ne.jp/~him8man/S-history.html

野焼き等の注意点:
http://www.city.minamisatsuma.lg.jp/trash/takibi.html

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